宿曜占星術

宿曜占星術とは

前回は、「四柱推命」の解説をさせていただきましたが、今回の「宿用占星術」も私が実際に占い鑑定で良く使っている占術の一つであり、宿曜占星術はインド占星術をベースにした日本の占星術です。

元々は、古代インドに起源をもつ占星術で、密教僧の不空という人が中国(唐)に伝え、それを遣唐使として中国に渡った空海が、唐から持ち帰った経典「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」(もんじゅしりぼさつきゅうしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくすくようきょう)が原典で、平安時代に日本に伝わりました。

本来は、国家を占うものと言われていたようですが、この占いは生年月日によって個人の持っているいくつかの星を算出し、その持っている星によって日々の吉凶や各人の表面に現れにくい隠れた性格や才能、宿命や業などを判断することができ、また対人関係などの相性までみることができます。

中でも、宿曜占星術でみる相性は、ただ単に「相性が良い悪い」とか「好き嫌い」というような単純なものではなく、この出会いは互いの関係や人生にどのような影響を及ぼすのか、俗にいう「こうなったのも何かの縁」とかいうような言葉がありますが、なぜ巡り合う縁なのか、そしてその縁が織りなす人間模様の悲喜こもごもとした奥深い面を知るのに、特出している占術です。

宿用占星術は、恋愛関係・夫婦・親子関係や友人関係などの付き合い方や接し方などに不安や悩みが生じたり、または職場の人間関係など接し方や付き合い方に迷ったときや、企業や会社経営などの人事に活用したい人にお勧めの占術といえます。

次回の占いの種類は「九星気学」を予定をしています。

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