
今日から5月。
日本では5月のことを「皐月(さつき)」とも言います。
皐月は旧暦の5月の呼び名で、旧暦の5月は新暦では6月から7月ごろにあたります。
語源については諸説ありますが、田植えの時期であることから「早苗月(さなえつき)」が転じて「さつき」になったとする説が広く知られています。
田植えに関連する別名として「稲苗月(いねなえづき)」や「田草月(たぐさつき)」とも呼ばれ、古来より農作業と深く結びついた月でした。
また、5月を彩る花として「皐月(サツキ)」があります。
ツツジの仲間であるサツキは、ちょうど皐月のころに鮮やかな花を咲かせることからその名がついたとされており、街路や庭先で目にする機会も多い、初夏を代表する花のひとつです。
5月の暦と行事
5月は二十四節気でも節目の多い月です。
上旬には「立夏(りっか)」があり、暦のうえでは夏の始まりを告げます。
ここから少しずつ日差しが強まり、空気も夏らしさを帯びはじめます。
また中旬ごろには「小満(しょうまん)」を迎え、草木が勢いよく伸び、万物が満ち足りてくる時期とされています。
行事としては「端午の節句(こどもの日)」もあり、子どもたちの成長を祝うとともに、菖蒲湯に入る習慣も残っています。
菖蒲は邪気を払うとされ、気持ちを清める意味も込められた風習です。
また「母の日」もこの月にあり、大切な人への感謝を伝える機会でもあります。
新年度のひと息、5月病にご注意を
5月は、新年度のスタートから約一か月が経過し、新社会人・新入生・異動を経験された方々が、ひそかに疲れを感じはじめる時期でもあります。
緊張の糸が緩むこの時期には、気力や体力がなんとなく落ちる「五月病」の症状が出やすくなると言われています。
思うように気持ちが上向かない、やる気が出ない、眠れないといった変化を感じているようであれば、それは心身からのサインかもしれません。
無理をせず、自分に合ったペースで休息をとりながら、どうかご自愛ください。
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皐月が、皆さまにとって清々しく、満ち足りた月となりますように。


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