四柱推命の「空亡」とは|天中殺・大殺界との違いと注意点
空亡は停滞ではなく、次の流れへ向かうための静かな準備期間とも言われます。

「空亡」「天中殺」「大殺界」

こう聞くと、「何か悪いことが起きるのでは…」「今は動かない方がいい時期?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

実は四柱推命で見る空亡は、単なる凶の時期ではなく、使い方次第で人生の転換点にもなる

とても重要な期間です。

今日は、空亡の本当の意味と、上手な向き合い方についてお話します。

空亡とは

今日は「空亡」(くうぼう)についてお話させていただきます。

皆様、「空亡」という言葉をご存知でしょうか?

なぜ「凶」と言われるのか

少し専門的になりますが、空亡とは十干と十二支の組み合わせが不調和のため、天のエネルギーの助けが得られないときのことで、いわゆる凶暗示の星なのですが、別名を「天中殺」とか「大殺界」とも言います。

 「天中殺・大殺界」って言葉、あれ?どこかで聞いたことあるぞと思われる方も多いかと思います。
一頃、巷で占いブームの頃に、とても恐ろしいものとして流行ったので皆様のご記憶にあるかと思います。

空亡=天中殺・大殺界の正体

 実は、言い方が違うだけで「天中殺」も「大殺界」も同じもので、四柱推命では「空亡」といいます。

空亡は毒にも薬にもなる理由

ただし、単純に言葉だけ見れば凶星であることに変わりはないのですが、しかし実際はそう単純なものではなく、空亡は毒にも薬になる要素を持つものでして、各人の生年月日から割り出した「命式」によって、作用が大きく違ってくるもので、必ずしも悪いわけではないのです。
四柱推命では、この「命式」をもとに運気や人生の流れを読み解いていきます。

▶︎ 四柱推命とは?命式の見方はこちら

※命式とは、生まれた年・月・日・時間をもとに作成する、四柱推命の設計図のようなものです。

「年柱・月柱・日柱・時柱」の4つの柱から、運気や人生の流れを読み解いていきます。

この世は、時間と空間で成り立っており、十二支は12単位の時間を意味し、十干は10単位の物質世界を意味し、時間と空間の関係を表したものが60干支で、十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)と十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の組み合わせて構成されており、別名十干十二支と言います。

60干支表を見ていただくと十二支と十干を一つずつ組み合わせたもの(甲子や丙午など)だということがお分かりになると思います。

ですが、組み合わせて行くと十干は2つ足りず、その足りない部分を四柱推命では「空亡」と呼びます。

 

 空亡早見表                   
これは、12年に2度、12か月に2か月、12日に2日、12時間に2時間と必ず誰にでも訪れます。

空亡の時期に起こりやすいこと

この時期に想定される事柄としては、地に足がつかない状況になりやすく、トラブルが起きやすい時期です。

人生の中でなにか新しいことを起こすと失敗したり、焦って変なものに手を出して大きな損失を被るなど、物事が裏目に出やすくなります。

なぜトラブルが起きやすいのか

例えて言うと色眼鏡をかけて世の中を見ている状態なので、まわりを見る目が曇ってしまい、焦って変なものに手を出してしまい失敗する等の凶事が多くなります。

ですから、この時期は思い切った行動に出るのをやめ、控えめに過ごすべき時期とされているのです。
ただし、空亡の影響は誰にでも同じように現れるわけではありません。

生年月日から割り出した命式によって、その作用は大きく異なります。

命式によって変わる空亡の影響

 ただし、上記にも記載しましたが、空亡とは実際には毒にも薬にもなる要素を持つものでして、各人の生年月日から割り出した命式によって、作用が大きく違ってくるものなのです。

例えば・・・

☆空亡がめぐる年は、吉運の時はせっかくの吉運が弱まり、逆に凶運の時は凶暗示が弱まる。

☆命式中に空亡の支を持っている人は、それと同じ干支が巡る年には空亡とならない。

※ただし、命式中の同じ柱に空亡と冲や合(干合・三合・支合)があれば空亡とならないので、逆に空亡のめぐる年は注意が必要となります。

 ☆空亡がめぐる年に冲や合(干合・支合・三合)が、一緒にあれば空亡とならない。

※冲や合(干合・支合・三合)の説明は専門的になり長くなるので省きますが、特殊な星とご理解ください。

 ☆例え空亡がめぐる年であっても、命式中に凶意を取り除いてくれる運命星があれば、返って幸運や発展を遂げる。

※運命星とは、四柱推命の流派によっては通変星とも言いますが、人の性格、能力、適正、運命などを判断する上で、四柱推命の根幹を成す重要な星のことです。

因みに、命式に空亡をもつ人の運勢傾向は、次のようになります。

※生まれた年の柱に空亡を持つ人

親との縁が薄くなる傾向があります。

中年までに、親と生死別するか、親元を離れて暮らす可能性があります。

 ※生まれた月柱の柱に空亡を持つ人

兄弟との縁が薄くなる傾向があります。

女性の場合には、結婚後に問題を起こしやすく注意が必要です。

 ☆生まれた時間の柱に空亡を持つ人

最終的な希望を達成するのが難しく、成功も一時的になりやすい傾向があります。
また、子供縁が薄くなりがちです。

 ※年柱、月柱、時柱の三柱とも空亡となっている場合は、幸運に恵まれるとされています。

◆同一空亡(どういつくうぼう)

夫婦、カップル、嫁姑、職場のパートナー、友人など男女問わず、同じ空亡の相手とは切っても切れぬ程の縁が生じやすく、自分でも妙に惹かれることが多いなど引き寄せの作用があるようです。

ただし、切っても切れぬ程の縁ですので、別れたくても別れられないといった所謂、腐れ縁になることも。

  

◆片空亡(かたくうぼう

例えば、あなたの空亡が「寅卯」だとすると、寅年、卯年、寅月(2月)、卯月(3月)は空亡の時期で、寅年、卯年生まれの人はあなたにとって空亡の相手となります。

相手が空亡の人は、肝心な時にはあまりあなたの役に立ってはくれません。

普段は忠実に見えても、必ず何らかの形で裏切ってきます。

これは人間的、社会的な意味で裏切るのでなく、目に見えない運命のマイナス作用として働くのであって、所謂、逆縁の相手です。

◆互換空亡(ごかんくうぼう)

例えば、あなたの空亡が「寅卯」で、その空亡の一字が相手の生まれ日にあり、相手の空亡の一字があなたの生まれ日にあると離婚や別離の恐れがあります。
これも、目に見えない運命のマイナス作用として働くのであって、所謂、逆縁の相手です。

空亡まとめ|怖がりすぎず、流れを知ることが大切

空亡は「天中殺」「大殺界」などの言葉から、不安や恐れを感じやすい時期として捉えられがちですが、実際には誰にでも必ず巡ってくる運気の流れのひとつです。

空亡だからといって、すべてが悪くなるわけではありません。

むしろ、これまでの流れを一度リセットし、自分自身を見つめ直すための期間と考えることもできます。

この時期は、・結果を急がず、足元を整える・無理に新しいことを始めない・心と身体を休ませるといった意識で過ごすことで、

次に巡ってくる運気をより良い形で迎えやすくなります。

また、空亡の影響は生年月日から割り出した命式によって大きく異なります。

同じ空亡の時期でも、運気が弱まる方もいれば、逆にチャンスにつながる方もいらっしゃいます。

自己判断だけで一喜一憂するのではなく、ご自身の命式と運気の流れを正しく知ることが大切です。

空亡の時期を「怖い期間」として過ごすのではなく、これから先の人生を整えるための準備期間として、

上手に活かしていきましょう。
空亡の時期や影響の出方は、人それぞれ異なります。

ご自身の命式をもとに、今どのような運気の流れにいるのか知りたい方は、鑑定にて詳しくご案内しております。

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